なんとかなる中国語3

　日本人の学習者にとって、中国語習得の難点は発音の他、中国語の文法でしょう。

　成人になってから、外国語を習得する場合、完璧に話せるのを求めるのはまず無理だろうと思います。しかし、ある程度勉強して、習った言葉を使って話す練習を常にすれば、少しずつ上達できると断言できます。話す練習の相手は、ちゃんと直してもらえる中国人のほうがもっと効果的です。多くの場合、意思が通じたら、相手がちゃんと直してくれません。だから、せっかく覚えた中国語を無駄にならないように、できるだけ、週１回でも2週間1回でも、会話教室か語学学校かに通ったほうがいいでしょう。

　文法を習う時、どのように覚えたらいいのか。

　まず、中国語の四つの句式をしっかり覚えておくこと。

　①　「是」を使う断定文

　②　動詞述語文

　③　形容詞述語文

　④　名詞述語文

　次は、四つの句式の順番やそれぞれの成分に使用可能の品詞を使い分けがわかるかどうかを確認する

　3番目は、一つ一つの句式を勉強するとき、日本語とどう違うか、相違点をしっかり覚えておく

　多くの方々は、中国語を習うとき、よく英語と比べます。確かに中国語の主幹部分（骨の部分）は英語と似ていますが、時間名詞や副詞などの順番は殆ど日本語と同じです。日本語と違うところは、述語と目的語の順番逆だけでしょう。特別の場合は別ですが、一般の場合はほぼそうなっています。

　4番目は、修飾成分の位置です。一つの文の骨部分は分かれば、修飾成分も分かるはずです。それぞれの品詞はどの成分を修飾するのか、ほぼ決まっているので、勉強する時は、単語の意味をしっかり理解して、どの品詞なのか、どの成分を修飾できるのか、覚えた方がよいでしょう。

　5番目は、習った文法を正確に使えるかどうか、例文をたくさん作ったり、文章をたくさん読んだりするのがおおすすめです。

　　皆さん、試して見て下さい。

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